好きな劇場アニメの話
ということで好きな劇場アニメの話です。
内容の性質上若干どころではないネタバレを含む可能性があります。
今回における好きな映画とはDVD、BDは持ってないけどレンタルとかで繰り返し見ちゃうくらいの意味でとらえてください。
なので新劇場版ヱヴァンゲリヲン及び劇マスの話はしません。
持ってるから。
「ほしのこえ」
深海誠作品と言えば「秒速5センチメートル」が有名ですが僕はこっちの方が好きです。
そもそも初めて見たのは映像の方じゃなくてラノベの方だったと思うのですがそれでも映像の方がインパクトが強いです。
中学生くらいの時に見たけど当時はガンダムにハマり始めてた影響で宇宙やSFに興味を持ち始めていました。
なので宇宙、ロボットが出てくるからくらいの気持ちで見たのですがあまりの内容の切なさにその辺は完全に置き去りにされました。
お互いに思いあったまま距離だけはどんどん離れていってしまうのをメールを使って演出していくというのはうまいと思います。だってメールが一通届くのに8年って現実だとあり得ないですもんね。その演出を2002年に思いつくのもすごいと思います。
見た当時は切ない話だったくらいの感想しかなかったのですがその後見たときには普通にSFとしても楽しめたのもよかったです。上記の演出も「光年」という単位が当たり前な宇宙ならではですし。
蛇足ですが「トップをねらえ!」の「ごめん、キミコ。もう会えない!」を聞いたときに「これ、ほしのこえ!」って思いました。
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新劇じゃないから旧劇だから!
これがなければ今の僕はいないだろうという言うなれば諸悪の根源。
これが単品で全然意味のわからない作品だったからこそ僕はこれを理解するためにエヴァの沼にハマっていってしまった。
なぜ中学生の僕はアニメを見ることなくいきなりこれを見ようと思ったのか。
正解は残酷な天使のテーゼを聞くために適当に借りたエヴァがこれだったから。
でも意味はわからなかったけど印象的なシーンが山盛り過ぎて単品でもなんかすごいなと思わされた作品です。
個人的に作画というかキャラの動きにおいて最高の映画だと思っています。
2号機と量産機が戦うシーンなんて今見てもなまら盛り上がります。
特に2号機がコピーロンギヌスの剣を振りまわすシーンの重量感が最高ですね。
振りまわしているのものの重量感が重心移動を通して伝わってきますよね。それが最高です。
あとは鳥葬にされるシーンか。どんだけ2号機好きなんだ。
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これに関しては好きというかレジェンド枠ですね。
終身名誉監督的な。
未だに電話かかってきたら「もーしーもーしー」ってやりますもん。
短いながらもまとまった話、敵の絶望感、逆転の爽快感。
これを見てこの後に太一と空がくっつかないと知った時の驚き。
パソコンのない島根。あのセリフってバクマンでいうところの「シリアスな笑い」ってやつですよね。
この映画をリアルタイムで見ておもしろいと思えなかった人とは仲良くなれないとさえ思います。
そんなこんなで好きな劇場アニメでした。
本当はアニメに限らず好きな映画にするつもりだったけどエヴァのあとにオースティン・パワーズだけぶっこむのもなんか違う気がしたので急きょ予定変更でこうなりました。
今度はアニメじゃない映画の記事も書きます。