僕が読んできたもの その2
ということで続きです。
高校生
高校では漫画に関してはあまりこれだっていうのはない気がする。
とりあえず高校に入ってから新しく買い始めた漫画は「のだめカンタービレ」しか覚えてない。
基本的に漫画の帯とか捨てる派の僕ですが「のだめ」と「よつばと!」だけは捨てずにあります。
あと買ってはいなかったけど「バキ」にハマったのも高校生の頃のはずだ。
僕は「バキ」から入ってそのあとに「グラップラー刃牙」を読むという流れだった。
大学生になった時に読んでおいてよかったランキングを作るとしたら上位に来るな。僕の周りでは結構読んでいる人が多かったから話のネタになった。マッハ剛体術という最強技議論が最高に楽しかった。
でも基本的には中学生の頃から変わってない。登校前に高校の近くのセブ○イレブ○で月曜日にはジャンプ、水曜日にはサンデー、マガジン、金曜日にはチャンピオンを読んでから高校へ行っていた。
しかしこの頃からジャンプの新連載に対する期待をしなくなっていった。いつ打ち切られるかわからないから。
未だに「P2!」を打ち切ったのは解せないと考えている人間です。
確か当時は「DEATH NOTE」が全盛期だったはずだ。
それと高校の図書室で「ブッダ」、「火の鳥」、「三国志」を読んでいた。今思うとこれらが置いてあった高校の図書室は本当にGJとしか言いようがない。
漫画はあまり変わらなかったけど小説は割と読んだな。
村山由佳、石田衣良あたりから始まり友人の影響で伊坂幸太郎にハマった。特に「ラッシュライフ」は初めて読んだ時ラストに向かっていくにつれドキドキが止まらなかったのを覚えている。
図書室に入り浸っていたので司書の人に顔を覚えられて当時「図書館戦争」を出した有川浩を薦められた。「砂糖を吐く」という感覚を最初に味わったのはこの人だな。
割と好きだったのは万城目学、小路幸也、恩田陸、佐藤多佳子、三崎亜記とかその辺。特に三崎亜記の作品なは舞台はほぼ現代社会なのにどこか「ズレてる」感じがたまらなかった。「コロヨシ!!」とか。
あとは芥川龍之介もちょっとかじったくらいに読んだ。ちなみに夏目漱石はこの頃からずっといけすかないやつだと思っている。太宰治が人間味があって好きだ。
忘れてはいけないのが西尾維新。
ある日僕の机の上になぜか「クビキリサイクル」が置いてあって、周りの人に聞いても心当たりがないとのことだったからとりあえず読んでみた。
おかげさまで25歳になった今でも最新作が出たら買うくらいにはハマってしまった。
僕の机の上に置いたのは誰なのか結局今でもわからない。
「ヒトクイマジカル」が一番好きな作品だ。特に前半のいーちゃんと春日井さんのやりとりで腹かかえるほど笑って何度も読み返した。
大学生
これまでは実家に住んでいたので親の目もあり、あまり本を買っていなかったのだけどここから一人暮らしが始まったので完全にリミッターが外れた。
なので押入れの下の段はすべて本という有り様だ。
大学生になって青年誌系もぐっと読み始めた。具体的にはモーニング、ヤンジャンあたり。
「ハチワンダイバー」にハマったのがすべての原因。「ヒカルの碁」を見て駒の動かし方は勉強したけど相手がいなかった僕の将棋への思いが低温ながらも冷めなかったから。当然「3月のライオン」も買いました。
あとは2○hとかでよく名前が挙がる漫画で気になったやつとか、Twitterとかで気になったやつとかをどんどん読んでった。
「皇国の守護者」、「きのう何食べた?」、「青い花」あたりはそれで読み始めた。
「青い花」では僕は断然井汲さん派です。これだけは声を大にして言いたい。あんな風に変化・成長がはっきりと感じ取れるキャラが大好きです。
なので「きのう何食べた?」でもシロさんがだんだん年をとって周囲の目を気にしなくなってきてるのもにやにやしながら読んでます。
そういうキャラの変化に注目するというのは大学生くらいでおもしろさに気づいたのだけどそれまではストーリーしか追ってなかったのかと思うともったいない読み方をしてきたなと思う。
それまで自分は割と漫画読んできた方だと思ってたのだけどそんなことなかったってのは大学に入って思った。それくらい人にいろんな漫画を教えられたな。「聖☆おにいさん」とか浅野いにおとか。
自制するっていうのは難しいものですね。ちなみにジョジョ全巻揃えたのも大学生になってからです。
ジョジョは初めて見たのは小学生の時で6部のヘビーウェザーのあたりだった。それでなんか絵は見づらいし内容は変だしで絶対に読むことはないと思ってたんだけどな。
ネットでよく見るジョジョの名言ってどちらかというとネタ的な要素が強いけど7部は本当に名言ばっかりだから逆にネタになりづらいよね。めっちゃ好きだけど。
が一番好き。
活字の方は大学の図書館は学術書が多いから読むペースは落ちたな。
自分で買った分くらいしか読まなかったから。
それでも古本屋とかに行って買う量が増えたから手持ちの本の量は増えたけど。
三浦しをんとか誉田哲也とか。「武士道シックスティーン」は完全にタイトルに一本釣りされた。
たぶんだけど大学生って一番青春小説が楽しめる時期だったと思う。高校生までだとまだ青春真っただ中だから読む必要はないと思うし社会に出てからだとまぶしすぎるし。
それと読み方が少し変わった。内容じゃなくて自分の感想を大事にするようになった。
だから僕は大学生になって初めて読書感想文を正しく書けるようになったと考えている。
とりあえずこんな感じで学生時代を送ってきたわけで。
またそのうち最近読んだ本とかの感想があれば更新していくつもりなので。